廃油温水ボイラー
安全・確実な着火シーケンス
当機は通常のボイラーと同様、設定水温によるON-OFF制御(サーモ機能)で稼働します。着火には1回につき約5cc程の灯油使用ですのでコスト面でも気になりません。万が一廃油に着火しなかった場合、または廃油燃焼中に消火(断火)した場合、自動的に着火作業(灯油バーナーON)をします。またその再着火動作を一定回数繰り返しても着火しない場合は警報音を鳴動し、全動作をロックします。
清掃しやすい構造(灰清掃口)
廃油は燃焼後必ず灰になり、ボイラー内部に堆積します。ですので灰清掃は避けて通れません。そこで当ボイラーは少しでも灰清掃がし易いよう、バーナー部には大型ヒンジを設け、また上部にも灰清掃口を設けました。開閉自体もストレスなく行えるようハンドル式としました。上部は特に灰清掃の簡易性を追求しつつ、且つ熱効率を上げる構造をとっています。
ノズル詰まりの少ない独自の噴霧方式
燃料(廃油)を噴霧する前に加熱(通常80℃)し、粘度を下げているため、固い廃油も噴霧可能です。従来の灯油バーナーのように燃料に圧力をかけると微小径のノズル詰まりが生じます。当社バーナーはコンプレッサーエアにて燃料を霧化(二流体外部混合方式)しており、ノズル穴はマッチ棒の径ほどありますので詰まりにくい構造になっています。
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